■ ID | 412 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 最終処分場埋立ガス中の低級炭化水素成分の分布 |
■ 著者 | 石垣智基
(独)国立環境研究所 山田正人 (独)国立環境研究所 井上雄三 (独)国立環境研究所 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第15回廃棄物学会研究発表会、平成16年11月18日 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物最終処分場から放出される埋立地ガスの新規指標化を目指し、低級脂肪族炭化水素類を対象として、安定化進行度と各種成分を評価した。埋立終了直後のSY処分場では、1,3-ブタジエン等の不飽和炭化水素類が特徴的であった。無機性廃棄物主体のIM処分場は検出成分数が少ないが、アセチレンが高濃度であった。埋立終了後3年経過した産業廃棄物処分場のSS処分場からは、エタン、エチレン、プロピレン、イソブタンなどが高濃度で検出された。埋立終了から最も時間の経過している一般廃棄物処分場のT15処分場では、アセチレン、プロパン、プロピレンおよびブタン類の濃度が高かった。
以上のことから、プロパンおよびブタン系の飽和分と不飽和分の存在比や、ノルマル体とイソ体の存在比が、埋立物の性質や年次に関与している事が推測された。 |
■ キーワード | 最終処分場、埋立地ガス、低級脂肪族炭化水素類、安定化 |
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